富山の家に使われる豊かな自然素材たち

家族がずっと暮らす家をつくるなら自然素材!そう考える富山っ子のために、富山における木材の話をしましょう。

注文住宅で使われる木材のすべてが県産というわけではありませんが、身近にある森を知っておくことも大切だと思うのです。

富山には豊かな森がある

県土の67%を森林が占めるのが富山県。総森林面積は284,000haにもなり、日本国内を見渡してもトップクラスの「森の国」です。もちろん、この広大な森から切り出される県産材は多く、県内県外問わず各地域で活躍しています。

地区別の森林率を調べてみると、黒部市や上市町が80%以上、魚津市・立山町が70%以上、富山市が60~70%とのことです。

※参考サイト:婦負森林組合

知っておきたい富山の木は杉(スギ)

富山のスギ

富山県にある人工林のうち、そのほとんどがスギです。生産される木材もスギが大部分。一部ではヒノキが植栽されているそうですが、あくまで特注のための受注となっています。富山で自然素材といえば、スギを抜きにして語ることはできません。いくつかスギの種類と特性を見ていきましょう。

タテヤマスギ

主に県の東部で生産されています。成長が早く幅の小さな年輪が特徴。木目がしっかりしているため、見た目にも美しい材質です。

富山という土地柄、雪と雨が多い環境で育っていることから、強く優しい木材として注目されています。他県の木材にも負けない強度や調湿性能があるのです。

基本的に建築材として使用されます。

ボカスギ

氷見など西部地域で生産されています。タテヤマスギと同様に成長が早いです。

色は赤褐で加工がしやすいのが特徴。強度の面では、タテヤマスギより若干劣るようですが、こちらも多様な建築材として使われています。

マスヤマスギ

砺波地域で生産されています。成長スピードはやや遅め。

タテヤマスギのように十分な強度があり、やはり建築材が主な用途となっています。

※参考サイト:とやま木と住まい.com

スギの良さをおさらい

家づくりにおけるスギのメリットは、思っている以上にあるものです。

調湿性

湿度を調整してくれます。高い湿度を吸収し、低いときはスギ自身から湿気が吐き出されます。家のなかを快適にしてくれますよ。

断熱性

スギは自身のなかに空気をたくさん取り込んでいます。家の外の熱や冷気を通しにくく、家のなかの熱や冷気を逃がしにくくしてくれるのです。

健康性

スギの香りをかぐだけで、心がリラックスしますよね。これはスギに含まれるフィトンチッドの効能。また、カビダニを抑制する効果があるとされています。

富山のスギはどこで活躍している?

富山県内にあるハウスメーカーや工務店を見渡しても、他県の自然素材(無垢材)を使っていることは多々あれど、県産材を使用しているところは少ないのが現状です。では、富山の木材は県内のどこで使われているのでしょうか。調べて確認できた施設を紹介しますね。

建築材以外の使われ方としては、封筒や名刺といったオフィス用品にも活用されているみたいです。

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