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水のおいしさは成分で決まります。ミネラル分や炭酸ガスなどを適度に含むこと、そして有機物や残留塩素などの味を損なう成分が少ないこと。この2つのバランスで、おいしい水になります。カルシウムやマグネシウムが1000ml中にどれだけ含まれるかを表す数値として用いられるのが硬度です。おいしい水の硬度は軟水にあたる10~100mg/Lですが、富山市の水道水は25mg/L。さらに残留塩素が0.4mg/L以下の場合よりおいしく感じ、富山市の水は0.35mg/Lです。数値から見ても富山の水はおいしい条件を満たしているのが分かります。
富山市の水道水がおいしい理由は3つあります。1つ目が、水道水の源流が北アルプス立山連峰の雪解け水のため、真夏でも15度と冷たいからです。2つ目が立山山麓・有峰湖周辺の森林が水を浄化しているため、清浄な水がたくさん蓄えられているから。3つ目が急峻な地形を流れている水は途中で汚染されることなく、十分な酸素とほどよいミネラルを含むため。これらの条件に恵まれているため、富山ではおいしい水を飲めるのです。
富山の水の通り路には山岳地帯があり、主に花崗岩や変成岩で構成されています。花崗岩には水をろ過する性質があり、変成岩のような石灰質の岩石からはさまざまなミネラルが溶け出し、水のうま味の元になるのです。
山に降った雨や雪は川を流れて扇状地の地下を流れ、地中の成分を吸収します。湧き水となって地表に出る頃には、まろやかでおいしい水になるのです。
主な水源は立山連峰から流れる水や地下水。夏でも水温が冷たく、自然の浄化作用が生きているため、必要最小限の殺菌処理だけで済みます。あまりカルキが入っていないため、味を損なわず水道水でもおいしいのです。
環境省が1985年に選定した名水百選には、黒部川扇状地湧水群、穴の谷の霊水、立山玉殿の湧水、瓜裂清水が選ばれています。2008年に選定された平成の名水百選には、行田の沢清水、いたち川の水辺と清水、弓の清水、不動滝の霊水がランクイン。富山県だけで合計8か所の名水が選ばれており、熊本県と並んで全国最多数となっております。
ここでは、富山にある8か所の名水の中から2か所ご紹介します。
飛騨山脈と立山連峰の間に流れている黒部川、川の下流の扇状地に水がしみ込んで各所で湧き出しており、これが黒部川扇状地湧水群となっています。森林の中に湧き水があり、自然豊かな観光地です。
流しそうめんや六芳焼など、ご当地グルメにも使われている名水。山道を歩いていた兵士が飲み水を探していたとき、木曽義仲という武将が弓を放ったところに水が湧き出したという言い伝えが由来となっています。トミヨという珍しい魚や蛍などが住んでいる自然豊かな場所です。
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なお目安として、別途工事費用、および諸費用(登記費用、借入諸費用)は、500~600万円となります(本サイト調べ)。
*建築基準法などで、火災が鎮火するまでの間、火災による建築物の倒壊・延焼を防止するために求めている性能のこと。
所定の条件を満たしている場合に火災保険料が安くなることがあります。