富山県の東部にある魚津市は富山湾に面した港町。ホタルイカの水揚げで知られていて、もちろん漁業も盛んですが、数多くの中小企業が工場などを構えており、製造業が栄えている土地でもあります。
最も近い都市部は名古屋ですが、東京にも足を運びやすく利便性の高い地域といえるでしょう。ここでは、そういった魚津市の詳細な情報を、前田がお伝えしてみたいと思います。
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富山県は全国と比べても住み心地のいい土地として知られていますが、そのなかでも屈指の住みやすさを誇るのが魚津市です。
2017年に東洋経済で発表された「全国住みやすさランキング」では、堂々の6位。特に、安心度や快適度に優れた結果を残しています。自動車が生活の中心となっている面はありますが、中心地である魚津駅前は商業施設などが多数そろっているので、近隣に住居を構えれば生活に必要な物資などは十分に事足りるでしょう。
近年では、地方自治体が運営している「魚津市民バス」も運行しているので、自動車に頼らなくても生活を送ることは十分可能です。
新鮮な海産物を穫れる海岸部、そして、2,000m級の北アルプスがそびえている山間部といった、まさに自然のうま味が凝縮した土地を有しているのが、魚津市。とにかく海の幸、そして山の幸がすべて美味しい場所です。
人口について注目してみましょう。2018年の人口を見てみると男性が20,463人、女性が21,714人で、合計が42,177人。世帯総数は16,840世帯となっています。2000年度の人口は47,136人となっているので、減少傾向にあります。
特に、18年前と比べても若い世代の数が減少しており、65歳以上の割合が増加しています。そのため、平均寿命の全国平均を見てみると男性が0.8歳短く、女性は0.5歳長い傾向にあるのです。出生数は年平均で312人。全国の地方自治体1,741のなかで959番目となっています。
自然に恵まれた豊潤な土地柄ということもあり、農業や漁業、そして林業などが盛んです。農産物にかんしてはりんごや梨、ぶどう。海産物は名物のホタルイカのほかに、カニ、カワハギなどを穫ることができます。
また、製造業にかんしても石川製麺、パナソニック、日本カーバイド工業、オーアイ工業といった、多くの中小企業が工場を構えていることでも知られています。駅前には中央通商店街、銀座商店街、新宿商店街、文化町商店街といった4つの商店街があります。そのほかに、郊外には、大型の商業施設があることからにぎやかな場所といえるでしょう。
魚津市に住民登録をしている0歳から中学3年生までの子どもをもつ保護者に対しては、医療費の助成制度が設けられています。その内容は保険診療においての自己負担分が無料(食事療養費は除く)となるもので、資格証と福祉医療費の請求書を医療機関に提出すれば、自己負担分が免除されるというもの。
そのほかに、一旦支払いをして、翌月以降に市のこども課で手続きをすると、後日に支払った分が口座に振り込まれる「償還払い」という方法もあります。手続きは「健康保険証」「認印」「個人番号」「運転免許証」などの身分証明書を市のこども課に提出することで完了。これは子どもをもつ親としてはうれしい制度ですよね。
もちろん、魚津市ならではの祭りやイベントもたくさんあります。特に、昭和45年から続いている海上花火大会は、魚津港が花火色に染まる一大イベント。
そのほかにも、8月に開催されるたてもん祭りの「魚津のタテモン行事」は、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。そして毎年6月4、5、6日に開催される「魚津神社祭礼」は、富山県の東部で開催されるイベントのなかでも一・二を争うほどの露店が軒を連ねることで知られています。
2011年には209店が立ち並び、その総延長は約900mになりました。いうまでもなく、魚津市の内外から多くの人たちが集まってくるイベントです。
魚津市で家を建てる場合に受けられる補助金や支援金の制度についてまとめてみました。大まかな制度の内容を紹介するので、細かい注意点は魚津市の公式ホームページをご覧ください。
魚津市で転入の予定があり、市内に住宅を取得される人を対象とした支援制度です。申し込みには事前の手続きが必要で、新築の場合は工事着工前に、建売の場合は登記前に申請する必要があります。支援が受けられるのは、土地を100万円以上の住宅取得額がかかる場合に限るので注意しましょう。支援金の基本額・加算額は以下の通りです。
魚津市では市内産の木材を使って住宅を建てた場合に、補助金が交付されます。申請には木材の伐採場所、工事中の写真、使用個所、製材した木材の写真が必要になるので、必ず撮影しておきましょう。申請は着工前に行なわなければなりません。補助される金額は以下の通りです。
魚津市に住む、親・子・孫世代以上の世帯で構成される世帯が対象です。孫世帯は夫婦である場合にのみ認められます。同居世帯とは同じ住所に住民登録をしており、実際にそこに住んでいる三世帯の人のことです。近居世帯とは同じ行政区内もしくは直線距離500mの範囲内に住民登録をしており、実際にそこに住んでいる三世帯の人のことを指します。
三世代同居・近居推進事業の1つで、魚津市に住む三世帯同居・近居世帯でなおかつ要介護者が居る世帯に限ります。要介護高齢者(要介護4以上)がショートステイを利用した場合に、利用料の自己負担分を助成する制度です。ショートステイを1回利用でに3日、年内度で最大6回分、介護保険制度を受けてショートステイを利用した分の自己負担額が対象となります。
県と市が連携して、木造住宅の耐震化を行なう人の支援を行なっています。耐震改修工事の必要な費用の3分の2となる補助金を交付。1件当たり60万円が限度です。対象住宅は木造1戸建てで、2階以下のもの。昭和56年5月31日以前に着工しており、日本建築防災協会の耐震診断を受けて、総合判定が1.0未満の住宅が補助対象となります。
富山県内の事業所で働いている人もしくは働くことが決まっている人に入居費・家賃の助成を行ないます。魚津市外から魚津市内の賃貸住宅に転入した40歳未満・1年を超える契約をした本人・入居した日から3ヶ月以内に入居者状況届出書を提出した人が対象となります。敷金・礼金・仲介手数料など対象経費の3分の1を助成。上限は5万円です。また家賃・駐車場の使用量も3分の1が助成となり、1万円を上限として支援が受けられます。
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大き目のスーパーは、アピタがある程度でした。他は、点在して店舗がある感じです。買い物環境はかなり悪い場所です。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/shopping/)
買い物は、国道に店が点在している形です。周辺で一番大きいのは、少し専門店も入ったアピタがある程度でした。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/shopping/)
上にも書いていますが、大型スーパーがあるおかげで物凄く助かっています。 品揃えが豊富でいつも多めに買いすぎちゃってます
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/shopping/)
強盗、殺人は、ここ30年、起きたことがない。車の死亡事故も少ない。歩行者が少なく、通学時間帯を除けば運転しやすい。街灯が少なく、市内中心部から逸れたら、歩行も不安である。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/security/)
平和そのものです。 事件発生なんて聞いたことありませんし、昔から住んでる人もいい人ばかりで平和を感じます。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/security/)
市民の方々がみんな温かい人が多くてボランティアで見回りなどされていて安心感があります。治安は、とても良いと思います。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/security/)
とても静かで、夏は温度も低くて過ごしやすいですが、冬になれば、日本海もどんよりして、ほぼ毎日雪が降るので大変です。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/environment/)
都会と違って本数が少ないので乗り過ごすと一時間待ちになる事もあります。小さな駅だと周辺にトイレと自動販売機しかないので時間潰しに大変です。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/toyama/uozu/review/train/)
やはり中心地である魚津駅周辺が人気エリアといえるでしょう。駅の周辺にはいくつかの商店街のほかに大型の商業施設が存在しており、道路も整備されています。市役所などの行政施設も集中しているので、生活のすべてを駅周辺で完結させることも十分可能です。その分、富山県内のなかでも不動産価格は高めの印象があります。
魚津市の主要駅である魚津駅周辺の2017年度の不動産価格を見てみましょう。平均的な土地の価格は「51,700円/㎡」で、前年度と比べると「-0.48%」の下落。坪単価は「170,909円/坪」となります。
そのなかでも魚津駅から450mの距離にある「魚津市上村木」が最も高い地価で「75,800円/㎡」。坪単価は「250,578円/坪」となっており、こちらは前年度より「-0.92%」下落しています。反対に最安値は駅から2,100m離れている「魚津市三田」の地価は「30,400円/㎡」で同じく坪単価も「100,495円/坪」。ここは前年度とは変わっていません。
2017年度における魚津市の平均的な不動産価格は「45,691円/㎡」。富山県内の9つの市と比較すると2位で、日本全国では423位となります。2016年から「−0.83%」ほど下落していますが、近年では比較的横ばいとなっており、それほど大きな価格変動はありません。
ちなみに坪単価は「151,046円/坪」です。特に、魚津駅周辺の上村木や釈迦堂といったエリアは、地価が上昇する傾向にあります。
省エネ性能が高い「HEAT20」G1グレードで、耐震等級3を標準仕様とし、健康にも配慮した家づくりに対応する会社を厳選。
坪単価は、目安としてSUUMOを引用しております。 掲載されている本体価格帯・本体価格・坪単価など情報の内容を保証するものではありませんので、契約・購入前には、十分な確認をしていただくよう、お願い致します。表示価格に含まれる費用は、別途かかる工事費用(外構工事・地盤工事・杭工事・屋外給排水工事・ガス工事などの費用)および照明器具・カーテンなどの費用を含まない一般的な表記方針に準拠しています。
なお目安として、別途工事費用、および諸費用(登記費用、借入諸費用)は、500~600万円となります(本サイト調べ)。
*建築基準法などで、火災が鎮火するまでの間、火災による建築物の倒壊・延焼を防止するために求めている性能のこと。
所定の条件を満たしている場合に火災保険料が安くなることがあります。